足裏マッサージを受けました。

足裏のマッサージを受けた際の体験談です。
よくあるドーナツ型の枕に顔を伏せ、マッサージ師さんの方に足を向け、指が足裏に食い込んだ瞬間、思わず叫びそうになりました。
とにもかくにも痛いのです。
「今まさに顔を伏せているこのドーナツ型の枕って背中のマッサージとかするエステでよく見るけど足裏でも使うんだ~。でも確かにうつ伏せになった方がマッサージ感あるし効率もいいしサマにもなるよね~」などとのんきなことを考えていたのですが、それらの雑念が一気に吹き飛ぶ激痛でした。
足裏をどう押せばここまでの痛みに至るのか、そもそも指をつかって人にこれほどの痛みを与えることができるのか、思考は一瞬で足裏の痛みに傾きました。
しかしその間もマッサージ師さんの指は私の痛みのポイントが見えているかのように突かれたくないところを的確に突いてきます。
絶対に終わるまで我慢できないからその旨を伝えようか、いやでもこれくらいの力が必要だからそうしてくれているんであって水を差すのも……と完璧に頭の中が痛み一色になりながらも、伝えるか伝えないかで堂々巡りをしているうちに、時間が来ました。
マッサージ後は心なしか身体が軽くなったような気がしなくもなかったので、もしかしたらまた行くかもしれません。
ただその際は、もうあのときのように「あ、足裏マッサージ屋さんだ。行ってみるか」というような軽い気持ちで行くことはないでしょう。